2019年3月26日(火)

8月の鉱工業生産、前月比1.5%低下 市場予想下回る
2カ月ぶりマイナス 天候不順も影響

2014/9/30付
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経済産業省が30日発表した8月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調節済み)速報値は前月比で1.5%低下の95.5だった。低下は2カ月ぶり。生産指数は2013年6月(95.0)以来の低さで、QUICKが29日時点で集計した民間予測中央値(0.3%上昇)を大きく下回った。コンベヤーや数値制御ロボットを含む汎用・生産用・業務用機械工業の増産の反動に加え、天候不順で需要が低迷したエアコンの生産が振るわなかった。経産省は生産の基調判断を「弱含みで推移している」に据え置いた。

業種別でみると、15業種のうち10業種で生産指数が低下した。汎用・生産用・業務用機械工業が7.4%低下、自動車を含む輸送機械工業が3.8%低下した。電気機械工業は家庭用エアコンや太陽電池などの生産低迷が響き、3.2%低下した。一方、上昇は3業種で電子部品・デバイス工業は4.9%上昇した。スマートフォン向け半導体などが伸びた。

消費増税後の個人消費の回復の鈍さに加え、輸出の伸び悩みで出荷水準も低い。出荷指数は1.9%低下の94.1と12年11月(91.8)以来の低さだった。生産抑制が追いつかず在庫指数は112.7と1.0%上昇。在庫率指数は118.4と8.5%上昇した。

同時に発表した製造工業生産予測によると、先行きは9月が6.0%上昇、10月は0.2%低下する見込み。経産省は「9月は電子部品・デバイスがけん引役となる」とみている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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