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米株が反発、企業業績も支え(先読み株式相場)

30日の東京株式市場で日経平均株価は底堅い展開か。欧米の新型コロナウイルスの感染再拡大が引き続き相場の上値を抑えそうだ。29日の米国株が上昇したため、日本株が売り込まれる事態は想定しにくい。国内の主力企業の業績見通しの上方修正が相次いでいることも支えとなる。日経平均は前日終値(2万3331円)を挟んだ値動きになるだろう。

29日の米ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反発し、139ドル高で終えた。7~9月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が前期比年率換算で33.1%増と、市場予想(32.0%増)を上回った。米景気の減速懸念が和らぎ、買いの手がかりとなった。ダウ平均が前日に約3カ月ぶりの安値を付けた後で、押し目買いが入りやすかった面もある。

米ハイテク企業の7~9月期決算が相次いでいる。グーグルの持ち株会社アルファベット(@GOOGL/U)、インターネット通販の米アマゾン・ドット・コム(@AMZN/U)、SNS(交流サイト)大手フェイスブック(@FB/U)、アップル(@AAPL/U)の売上高はいずれも市場予想を上回った。決算後の時間外取引では株価の動きにばらつきがあるが、総じて投資家心理を前向きにする材料と受け止められるだろう。

11月3日の米大統領選を前に、日本株相場の方向感が出にくくなるとの声は多く、きょうも決算内容などの材料による個別銘柄の物色が中心になりそうだ。

29日はファナック(6954)、東エレク(8035)が21年3月期通期の連結純利益の見通しを引き上げた。その後の私設取引ではファナックが買われる一方、東エレクは売られた。上方修正でも株価の明暗が分かれる場合がある。決算内容が市場の期待を越えているかを吟味する必要があるだろう。

きょうは村田製(6981)、JAL(9201)などが4~9月期決算を発表する。

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