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ビヨンド・ミート、売上高3.9倍に拡大 売り出し発表で株価急落

【NQNニューヨーク=横内理恵】代替肉のビヨンド・ミートが29日に発表した2019年4~6月期決算は売上高が前年同期比3.9倍の6725万ドルと、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(5250万ドル前後)を大幅に上回った。通期予想も上方修正した。消費者が健康志向や環境保護の姿勢を強める中、「プラントベースドミート(植物肉)」の普及が進み、販売拡大につながった。

ただ、決算発表と同時に株式の売り出しを発表したことが嫌気され、29日夕の米株式市場の時間外取引で株価は急落している。自社株25万株を含めて325万株を売り出す。

代替肉ブームに乗り「ビヨンド・バーガー」など主力製品がよく売れた。ファストフードチェーンやレストラン向け販売が5.8倍と急拡大し、スーパーなど小売り向けも2.9倍になるなど高成長を記録した。

最終損益は944万ドルの赤字だった。赤字幅は前年同期(739万ドル)から拡大した。販売拡大や売上高総利益率の改善で営業損益は黒字となったが、新規株式公開(IPO)に関わる一時費用を計上したことが響いた。1株損益は0.24ドルの赤字で、赤字幅は市場予想(0.09ドル)より大きかった。

19年12月期通期の売上高見通しは「2億4000万ドル以上」と、前回予想の「2億1000万ドル以上」から引き上げた。前期比で2.7倍となり、市場予想(2億2100万ドル前後)を上回る。ファストフードを中心に供給先が拡大していることを織り込んだとみられる。

決算発表後の29日の時間外取引でビヨンド・ミート株は大幅安となっている。通常取引を前日比5.4%安の222.13ドルで終えた後、一時は200ドルを割り込むなど12%超下げた。売上高の上振れを好感して一時は買われる場面があったが、売り出し発表で需給が緩むとの懸念が広がった。決算期待から前週末にかけて買いが膨らみ、株価は29日終値まで公開価格の約9倍に上昇していた。

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