2018年10月21日(日)

米ナスダック、ビットコイン先物を来年上場へ 米報道
価格は乱高下

2017/11/30 5:01
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【NQNニューヨーク=滝口朋史】米ナスダックは2018年前半にも仮想通貨ビットコインの先物を上場する方針だ。米ダウ・ジョーンズ通信が29日、事情に詳しい人物の話として報じた。米シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)は年内にもビットコイン先物の取引を始める計画で、シカゴ・オプション取引所(CBOE)も上場を準備している。米国の主要な取引所でビットコイン先物が取引できるようになる見通しだ。

米証券会社のキャンター・フィッツジェラルドは18年前半にビットコイン先物の仲介を始める方針。価値の裏付けのないビットコインは価格の変動が大きく、マネーロンダリング(資金洗浄)や犯罪にかかわる取引が多いとされ米金融機関は取り扱いに慎重姿勢を示していた。だが、ゴールドマン・サックスやJPモルガン・チェースが先物取引の仲介を検討していると伝わるなど風向きが変わりつつある。

背景にあるのは機関投資家の関心の高まりだ。度重なる分裂や利用機会の拡大への思惑などを背景に、ビットコインの価格は今年だけで11倍超に上昇した。伝統的な取引所で取引されるようになれば値洗いなどのために機関投資家が必要な情報が得やすくなる。

情報サイトのコインデスクによると米東部時間28日夜に初めて1ビットコイン=1万ドルを超え、報道を受けて29日午前に一時は前日比14.8%高の1万1377ドルまで上昇した。その後は材料出尽くし感や目先の利益を確定する目的の売りで下落に転じるなど乱高下している。

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