オリックスの4~6月期、純利益13%減 大口売却益なくなる
オリックスが29日発表した2019年4~6月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前年同期比13%減の692億円だった。不動産事業で、前年同期に計上した大阪の大型ホテルの大口売却益がなくなったことなどが響いた。
売上高に当たる営業収益は11%減の5369億円だった。営業利益は18%減の756億円だった。海外事業は前期に発生したインドの関連会社での損失がなくなったほか、航空機リース会社の利益拡大で部門利益は20%増と好調だったが、他の事業で販管費の増加などが重荷となった。
20年3月期通期の連結業績見通しは開示していない。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕