コマツの4~6月期、純利益25%減 建設機械など需要減
コマツが29日発表した2019年4~6月期の連結決算(米国会計基準)は、純利益が前年同期比25%減の474億円だった。米中貿易摩擦の影響などで建設機械など幅広い部門で需要が落ち込み、大幅減益となった。
売上高は6%減の6097億円だった。主力の建設機械は、経済の先行き不透明感が漂う中国の落ち込みが目立った。燃料炭価格の下落に伴い、インドネシアでは鉱山機械の需要が減少した。産業機械は自動車業界や半導体業界向けの販売が落ち込んだ。営業利益は22%減の747億円だった。
20年3月期通期業績は従来予想を据え置いた。売上高は前期比4%減の2兆6170億円、純利益は16%減の2150億円を見込む。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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