岩田氏、コロナ巡る日銀対応「実体経済悪化に間に合うか」 景気討論会

2020/5/29 16:38
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日本経済新聞社と日本経済研究センターは29日午後、オンラインで緊急景気討論会を開いた。岩田一政・日本経済研究センター理事長は新型コロナウイルスを巡る日銀の政策対応について「流動性の危機は一時的に押さえ込んでいる」と述べた。今後は企業の債務が問題になるとし、「政策的に支えようとしているが、実体経済の悪化のスピードに間に合うか。スピードの差によっては社債マーケットが崩れてくることもあり得る」と懸念を示した。

第一生命経済研究所の永浜利広首席エコノミストは、積み上がる政府債務について「対国内総生産(GDP)だけでみるべきではない。民間部門が過剰貯蓄となるため金利は上がりにくく、金利やインフレのバランスを見るべきだ」とした。その上で、「超低金利が続くことで金融市場のボラティリティー(変動率)は高くなる恐れがあり、ある程度の金融規制は必要になると思う」と述べた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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