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4月の完全失業率2.6% コロナで休業者数が過去最多に

総務省が29日発表した4月の労働力調査によると、完全失業率(季節調整値)は前月比0.1ポイント上昇の2.6%だった。2017年12月以来2年4カ月ぶりの高水準となる。QUICKがまとめた市場予想の中央値は2.7%だった。新型コロナウイルス感染症の影響で宿泊・飲食・サービス業を中心に失業者が増えたほか、仕事を持ちながらも仕事をしていない「休業者」が過去最多となった。

完全失業者数(季節調整値)は178万人と前月比で6万人増加した。勤め先などの都合による非自発的な離職は前月と同数だった。自己都合による「自発的な離職」は1万人減った。一方、収入を得る必要が生じた人が増え「新たに求職」は7万人増えた。

男性の完全失業率(季節調整値)は2.9%と前月に比べ0.2ポイント上昇した。15~24歳で失業率の上昇が目立った。女性の完全失業率(同)は2.3%と、前月から0.1ポイント上昇した。

全体の就業者数(同)は107万人減の6625万人で、減少幅は1963年1月以来の大きさだった。雇用者数(同)は105万人減の5949万人だった。求職活動を休む人が増え、非労働力人口(同)は94万人増の4274万人だった。

「休業者」には自営業者で仕事を休み始めてから30日未満の人や、従業員などで給料の支払いを受けている人などが含まれる。休業者の実数値は597万人と、比較可能な1967年12月以来で過去最大となった。総務省は「今後、休業者が失業者となるのか、非労働力人口に加わるのか、注視している」と話した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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