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9月の鉱工業生産2.7%上昇、2カ月ぶり上昇 7~9月は2四半期連続低下

経済産業省が29日発表した9月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調節済み)速報値は前月比で2.7%上昇の97.8だった。上昇は2カ月ぶり。QUICKが28日時点で集計した民間予測の中央値(2.2%上昇)を上回った。自動車を含む輸送機械のほか、電子部品・デバイス、情報通信機械など幅広い業種で生産が持ち直した。

経産省は生産の基調判断を「弱含みで推移している」から「一進一退にある」に上方修正した。判断の引き上げは昨年9月以来となる。

業種別でみると、15業種のうち13業種と幅広い業種で生産指数が改善した。輸送機械は前月比4.7%上昇と4カ月ぶりに前月を上回ったほか、パソコンやスマートフォンを含む情報通信機械は12.4%上昇と8カ月ぶりに上昇に転じた。電子部品・デバイスは5.8%上昇と3カ月連続で上昇した。

出荷指数は4.3%上昇の97.9と2カ月ぶりに前月比で改善した。出荷が上向いたことで在庫指数は5カ月ぶりに低下し、0.8%低下の111.7だった。在庫率指数は5.7%低下し111.7だった。

製造工業生産予測調査によると、先行きは10月が前月比0.1%低下を見込む。9月の生産が上向いたことで、10月は電子部品・デバイスや輸送機械が一巡するためだ。11月は1.0%上昇を見込んでいる。

併せて発表した7~9月の鉱工業生産指数は前期比1.9%低下し96.7と、2四半期連続で低下した。経産省では「自動車を含む輸送機械工業のマイナス寄与度が相当大きかった」と説明している。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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