2019年1月23日(水)

鉱工業生産、7月は0.2%上昇 基調判断「弱含み」

2014/8/29付
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経済産業省が29日発表した7月の鉱工業生産指数(2010年=100、季節調整済み)速報値は前月比で0.2%上昇の96.8だった。前月比3.4%低下と大幅に落ち込んだ6月の反動から2カ月ぶりにプラスとなった。ただ生産の回復は弱く、QUICKが28日時点で集計した民間の予測中央値(1.0%上昇)は下回った。

経産省は生産の基調判断を「弱含みで推移している」に据え置いた。

業種別でみると、15業種のうち上昇が8業種、低下が6業種、横ばいが1業種だった。上昇業種では「はん用・生産用・業務用機械工業」が前月比6.3%上昇と大きく伸びた。コンベヤや半導体製造装置など輸出向けの受注生産が多く、経産省は「納期が重なった一時的な要因が強い」とみている。一方、低下業種では、自動車など輸送機械が2.5%低下、パソコンや携帯電話を含む情報通信機械も6.9%低下した。

出荷指数は0.7%上昇の95.9だった。在庫指数は0.8%上昇の111.5、在庫率指数は2.3%低下の108.9だった。自動車や家電などの耐久消費財の生産者在庫の水準は12年11月以来の高い水準にあり、「1997年の消費増税後の同時期と比べ生産と出荷の勢いが弱く、在庫が積み上がっている」(経産省)という。

同時に発表した製造工業生産予測調査によると、先行きは8月が1.3%上昇、9月は3.5%上昇する見込み。経産省は「7月の水準が低いため、8月の上昇幅が大きく見える」としている。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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