第一商品、主な商品先物取引業を日産証券に譲渡 売上高の96%

2020/5/28 17:46
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第一商品(8746)は28日、同社の貴金属や農産品など主な商品先物取引業を日産証券(東京・中央)に譲渡すると発表した。譲渡する事業は同社の売上高の約96%に相当する。同社は過去の決算で不適切な会計処理をしていた問題を受け、7月以降の取引で必要になる「第一種金融商品取引業」の登録などができない状態にある。顧客の取引を継続させるため、主力事業を他社に譲渡することを決めた。

譲渡するのは主力の金などの貴金属先物やゴムなどの農産品先物事業などで、2019年3月期では全体の売上高(35億3800万円)のうち33億9500万円を占める。6月26日開催予定の定時株主総会で承認可決されることを条件に、9億円で7月20日に事業譲渡する予定。東京商品取引所に上場する原油先物や、大阪堂島商品取引所に上場するコメ先物などは引き続き取引を継続する。

証券と商品を扱う総合取引所が7月に発足するのに伴い、商品先物取引会社の多くは「第一種金融商品取引業」の登録と大阪取引所の取引参加資格の取得が必要になっていた。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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