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ソニーの前期、最終黒字1477億円 ゲーム好調、スマホ採算改善

決算発表をするソニーの吉田憲一郎副社長(28日午後、東京都港区)

ソニーが28日発表した2016年3月期の連結決算米国会計基準)は、最終損益が1477億円の黒字(前の期は1259億円の赤字)だった。ゲーム事業などが好調だったほか、スマートフォン(スマホ)などの採算が改善。電子部品事業で計上した減損損失を吸収した。前期末配当は10円、年20円(前の期は無配)とする。2017年3月期通期の業績予想は熊本地震の影響により発表を見送った。

売上高は1%減の8兆1057億円だった。高付加価値製品に絞り込んだスマホの販売台数減少が響き、「モバイル・コミュニケーション」事業が20%減と低迷。ゲーム機「プレイステーション4」向けのソフトウエアの好調で「ゲーム&ネットワークサービス」事業は12%近く伸びたが、補いきれなかった。

営業利益は4.3倍の2941億円だった。前期の平均為替レートは1ドル=120円強と、前の期から10円ほど円安方向に振れた。部品などをドル建てで調達する比率が高いモバイル部門などにとって逆風になったが、スマホやテレビ、デジタルカメラでとった高付加価値戦略が採算改善につながった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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