日経平均反発か 年初来高値を巡る攻防も(先読み株式相場)

2018/9/28 8:11
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28日の東京株式市場で日経平均株価は反発しそうだ。外国為替市場で円相場が安値圏で推移しており、業績改善期待から輸出関連株を中心に買いが先行しそうだ。前日の米株高を受けて投資家心理は強気に傾いており、今年1月の年初来高値(2万4124円)を巡る攻防となりそうだ。

26日の米連邦準備理事会(FRB)による利上げ決定後、さらに利上げが継続されると意識され、市場では円売り・ドル買いが続いている。27日のニューヨーク外国為替市場で円相場は一時、1ドル=113円47銭近辺と今年の最安値をつけた。この流れを背景に、国内市場でも機械や電気機器などの輸出関連株が買われそうだ。

27日のダウ工業株30種平均は反発し、前日比54ドル高で終えた。アップルやアマゾン・ドット・コムなど主力ハイテク株が買われた。

28日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物12月物は上昇し、前日の清算値と比べ220円高の2万4050円で終えた。上昇トレンドが確認されれば、相場の流れに追随して売買するCTA(商品投資顧問)などの買いが上値追いに弾みを付け、年初来高値を試す可能性がある。

ただ、日経平均はここ9営業日で約1200円上昇しており、短期的な過熱感も根強いため利益確定目的の売りも目立ちそうだ。週末とあって、後場は持ち高整理の売りも出るとみられる。

個別ではパナソニック(6752)に注目だ。同社が車載電池を供給している米テスラ(@TSLA/U)を巡り、米証券取引委員会(SEC)は27日、同社のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が株式非公開化の計画をツイッターでつぶやきその後撤回した問題で同氏を証券詐欺罪で提訴した。経営への影響を懸念してテスラ株は時間外取引で大幅安となっており、パナソニックにも追随した売りが出そうだ。

8時30分に総務省が8月の完全失業率、厚生労働省が8月の有効求人倍率を、8時50分に経済産業省が8月の鉱工業生産指数を発表する。ワールドが再上場する。

〔日経QUICKニュース(NQN) 大西康平〕

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