3月の外食売上高17.3%減 現調査形式で最大の落ち込み

2020/4/27 14:56
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日本フードサービス協会(東京・港)が27日発表した3月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比17.3%減と5カ月ぶりに前年実績を下回った。減少幅の大きさとしては東日本大震災のあった2011年3月の10.3%減を上回り、現在の調査形式となった1994年1月以降で最大の落ち込みとなった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、全業態で客足が減少した。特に東京都が週末の外出自粛を要請した下旬以降は客足が一段と落ちた。

前年同月に比べて売上高が最も落ち込んだのはパブ・居酒屋業態となり、43.3%減だった。「パブ・ビアホール」が53.5%減、「居酒屋」は41.4%減った。宴会のキャンセルが相次ぐなど客足が大きく落ち込み、パブ・居酒屋業態全体として客数は40.1%減だった。

ファストフード業態は前年同月と比べて6.9%減った。そのうち「洋風」は0.9%減と底堅かった。持ち帰りや宅配、ドライブスルーなどが支えとなった。「和風」は7.2%減、「麺類」は18.6%減だった。

ファミリーレストラン業態は21.2%減った。なかでも「和風」は30.4%減と大幅に減少した。「洋風は」25.0%減、「中華」は9.6%減だった。

同協会は併せて4月の売り上げ予想を公表した。政府による緊急事態宣言の発令や東京都による飲食店の営業時間短縮要請などにより「4月はさらに大幅な売り上げ減少が予想される」と説明した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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