NY円、一時下げ渋り 米GDPが予想下回る、円買いは続かず

2017/1/27 23:00
保存
共有
印刷
その他

【NQNニューヨーク=滝口朋史】27日朝方のニューヨーク外国為替市場で、円がドルに対して下げ幅を縮小する場面があった。一時は1ドル=114円75銭近辺まで下げ渋った。朝方発表の2016年10~12月の米実質国内総生産(GDP)で、前期比の伸び率が市場予想を下回ったのを受けて米長期金利が上昇幅を縮めると日米金利差の縮小を見込んだ円買いが入った。ただ、米景気の増勢は続いているとの見方は根強く、買い一巡後は115円台前半に下げ幅を拡大している。

16年10~12月期の米実質GDP速報値は、前期比年率換算で1.9%増となった。7~9月期の3.5%増から減速し、市場予想の2.2%も下回った。もっとも、7~9月期に天候要因で大豆の輸出が大幅に増えた反動が主因で、設備投資は3四半期連続で増加。住宅投資は3四半期ぶりにプラスに転じるなど、潜在成長率並みの成長は続いているとの見方が次第に優勢になった。

円は米GDP発表直前に前日比60銭円安・ドル高の115円10~20銭で推移していた。

米東部時間午前8時50分時点で、円相場は前日比80銭円安・ドル高の1ドル=115円30~40銭で推移している。

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]