大塚家具前期、税引き益24%減に上方修正 広告費削減やセール奏功
大塚家具は27日、2015年12月期の単独税引き利益が前の期比24%減の3億5900万円になったと発表した。従来予想は9000万円だった。広告費の削減効果に加え、品ぞろえの一新を狙い昨年11月から開催した「全館全品売りつくし」のセールが好調だった。
売上高は同5%増の580億円だった。従来予想は568億円。営業損益は4億3700万円の黒字(前の期は4億200万円の赤字)。セールによって粗利益率は低下したものの、増収効果で補った。従来予想は1億1000万円の黒字だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕