3月の都区部消費者物価、0.4%上昇 エネルギー下落で伸び率縮小

2020/3/27 9:06
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総務省が27日発表した3月の東京都区部・消費者物価指数(CPI、中旬速報値、2015年=100)は、生鮮食品を除く総合が101.7と前年同月比0.4%上昇した。上昇は33カ月連続だが、伸び率は前月(0.5%上昇)より縮小した。

材料費や人件費の高止まりを背景とした外食の上昇に加え、大手が昨年値上げした火災・地震保険料の上昇などが物価を押し上げた。

一方、ガソリンが4カ月ぶりにマイナスに転じたほか都市ガス代の下落幅が拡大するなど、エネルギー価格が下落した。大手各社の値下げの影響による携帯電話通信料の下落も物価の押し下げ要因になった。

宿泊料も3月は前年同月比で1.4%下落した。総務省は「新型コロナウイルスの感染拡大を受けて訪日客が減少し、宿泊料の値下げにつながった可能性もある」とみている。

新型コロナウイルス感染症を巡っては、マスクの品切れが問題となっている。マスクの価格は前年同月比11.3%上昇した。

3月の都区部CPIで、生鮮食品とエネルギーを除く総合指数は102.0と前年同月比0.7%上昇した。生鮮食品を含む総合は101.8と0.4%上昇した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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