9月の企業向けサービス価格、前年比3.5%上昇 増税除き0.8%上昇

2014/10/27付
保存
共有
印刷
その他

日銀が27日発表した9月の企業向けサービス価格指数(2010年平均=100)は102.4と、前年同月に比べ3.5%上昇した。伸び率は前月から横ばいだった。宅配便など運輸関連の需要が消費税率引き上げに伴う駆け込み需要の反動減から回復し、人手不足を背景に単価が上昇した。消費増税の影響を除いたベースの伸び率も0.8%で前月と同じだった。

消費税の影響を除くベースで前年同月を上回るのは15カ月連続となる。上昇品目数は79で、下落は41。上昇品目と下落品目の差は38と、現行の2010年基準で最大だった8月の47から縮小した。日銀は「価格改定が集中する10月を控えて、9月は全般的に動きが乏しかった」と説明している。

品目別(消費税の影響を除く)では、宅配便など道路貨物輸送の伸び率が1.3%と前月の1.0%から拡大した。貸し切りバスなど道路旅客輸送も1.7%と、前月の1.1%を上回った。一方、雑誌広告はタイアップ広告が好調だった前年同月の反動で前月のプラスからマイナスに転じた。

企業向けサービス価格指数は運輸や通信、広告など企業間で取引されるサービスの価格水準を示す。価格改定が集中しやすい10月は、人手不足を背景にソフト開発や運輸で値上げの動きが出ている。一方、天候要因もあって「単月では基調を判断しにくい」(日銀)という。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップ



[PR]