原油相場、3月の「産油国決裂」前を回復
12月会合で結束確認へ
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ニューヨーク原油先物が今年3月の急落前の水準を回復した。急落の引き金は石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟国による「OPECプラス」の協調減産決裂だった。その後、産油国は歩み寄り、原油相場は反発に向かった。12月初めに開く会合で産油国は結束を確認するとみられ、相場の支えとなっている。
ニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)のWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近...
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