オリックス生命保険、協力会社社員1人が新型コロナに感染
オリックス生命保険は26日、住友不動産新宿ガーデンタワー(東京・新宿)に入居しているオリックス生命の拠点で勤務する協力会社の社員1人が新型コロナウイルスに感染していることが24日深夜に判明したと発表した。感染拡大を防ぐために、感染者の行動履歴や感染者への濃厚接触者を調査するとともに、濃厚接触者には自宅待機を指示し、拠点内の消毒作業を実施するなどの対応を取っているという。
加えて、該当部門に勤務する濃厚接触者以外の社員については、25日から当該拠点への出社を必要最小限にすると同時に、在宅勤務を当面の間継続する。全社員に対しては、出張を原則禁止し、37℃以上の発熱がある場合などの出社を禁止する措置を取っている。
住友不動産新宿ガーデンタワーを所有する住友不(8830)によると、25日にオリックス生命から連絡を受け、同ビルのテナントに通知したという。住友不の広報部は日経QUICKニュースの取材に対して「保健所の指導の下、共用部と感染者の勤務する専有部の消毒を実施した」と説明した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕