ヘッジファンド、株高に乗れず 売り持ちや分散投資が裏目
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ヘッジファンドが世界的な株高に乗り切れない。米大統領選後にほぼ一本調子で上昇した日米の株価指数の年初からの上昇率に比べ、ヘッジファンドの運用成績は見劣りする。売り持ちを組み合わせた「ロング・ショート戦略」や債券、通貨なども含め運用資産を分散したCTA(商品投資顧問)は、文字どおり運用リスクをヘッジ(回避)する戦略が裏目に出たようだ。
ヘッジファンド指数、年初から上昇率4%
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