株、よぎる6月急落の記憶 売買代金が映す投資家の気迷い
[有料会員限定]
26日の東京株式市場で日経平均株価は一進一退の展開となった。前日は新型コロナウイルスの感染拡大で株価が急落する前の2月21日の終値(2万3386円)を取引時間中に一時上回ったが、終値では伸び悩んだ。きょうも鉄鋼株など足元で買われていたバリュー(割安)株の上昇一服などが重荷となった。足元の上昇局面では、とかく経済実態との乖離(かいり)が指摘されてきただけに、6月の大幅調整の記憶が蘇る市場関係者も少...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1057文字