2019年3月19日(火)

丸紅、純利益1100億円に下方修正 15年3月期一転減益
資源安で減損計上

2015/1/26付
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丸紅は26日、2015年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比48%減の1100億円になる見通しだと発表した。従来予想(4%増の2200億円)から一転して減益となり、予想比では半減する。資源価格の下落などで固定資産の減損損失などが発生し、利益を押し下げる。

資源分野では、原油価格の下落や開発コストの増加により、北海油田関連で約600億円の損失を計上。原油安や銅相場の低迷に伴い、その他の油田関連で約350億円、チリの銅事業でも約100億円の損失を見込む。

非資源分野では、13年に買収した米穀物大手ガビロンの計画未達に伴い、のれんの減損約500億円を織り込んだ。税効果会計の押し上げ分を除いたベースで合計1200億円の損失を計上する。連結売上高は従来予想(5%増の14兆3000億円)を据え置く。

記者会見した国分文也社長は「今後もしばらくは市況低迷などで厳しい経営環境が続く」と指摘。その上で、今回の減損の一括処理によって「来年度以降の懸念材料をすべて払拭した」と強調した。

資源関連では、14年9月に住友商事が米国のシェールオイルの開発案件などで巨額の減損損失を計上し、14年4~9月期は連結最終赤字(国際会計基準)に陥っていた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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