富士通、新経営方針を発表 5000億円投じデジタル領域けん引役に
富士通(6702)は26日、新たな経営方針を決定し発表した。デジタル技術やデータを駆使して革新的なサービスなどの変革をもたらすデジタルトランスフォーメーション(DX)を収益のけん引役に育てる。
2020年1月にはDXを手掛ける新会社を設立する予定だ。今後5年間でM&A(合併・買収)や先端技術の投資を含め、5000億円の投資を計画する。DXを含むテクノロジーソリューション分野の売上高は、19年度見込みの3兆1500億円から22年度には3兆5000億円に拡大させ、同事業の営業利益率は同じく4.6%から10%に引き上げる計画だ。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕