2月の企業向けサービス価格、増税除く伸び率0.4%に縮小 コロナ影響鮮明

2020/3/26 10:25
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日銀が26日発表した2月の企業向けサービス価格指数(2015年平均=100)は104.7と、前年同月比で2.1%上昇した。伸び率は1月(2.3%上昇)から縮小した。消費税率引き上げの影響を除いた伸び率も0.4%と、1月(0.6%上昇)から縮小した。新型コロナウイルスの感染が広がり、企業のサービス価格にも影響が出始めている。

新型コロナの拡大で、世界的にヒトやモノの動きが制限されている。2月は、インバウンド(訪日外国人)需要の減少を背景に、宿泊サービスや国際航空旅客輸送で価格の下落が大きかった。企業の生産活動の停滞や原油価格の大幅な下落が外航貨物輸送の価格を下押しした。

もっとも、前月比でみると指数は横ばいだった。2月時点で新型コロナの影響を受けていたのは中国をはじめとするアジア圏が中心だった。日銀は「3月は世界的に感染が広がっており、より広範な経路を通じて様々なサービス価格に影響が見込まれる」としており、今後の動向を注視する姿勢だ。

企業向けサービス価格指数は輸送や通信など企業間で取引するサービスの価格水準を総合的に示す。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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