5/26 6:00更新 マーケット 記事ランキング

  1. 1位: 神戸製鋼所、高シェアでも「金のならない木」の悩み[有料会員限定]
  2. 2位: 三陽商会がきょう総会 バーバリー後5年、再生策どう判断[有料会員限定]
  3. 3位: 「逆転」が示す新秩序 息吹き返す個別株投資[有料会員限定]
  4. 4位: 衰えるバフェット氏の手腕 指数に勝てず含み益も急減[有料会員限定]
  5. 5位: 不確かな未来と向き合う コロナに揺らがぬ投資術[有料会員限定]
時価総額(普通株式ベース)
  • 東証1部 5,742,684億円
  • 東証2部 63,131億円
  • ジャスダック 89,827億円
東証1部全銘柄の指標
連結前期基準予想
純資産倍率 1.13倍 --
株価収益率17.07倍25.93倍
株式益回り5.85%3.85%
配当利回り2.12% 1.31%
株式市場データ

最新の市場情報

「※」は20分以上遅延
日経平均株価(円) 20,741.65 +353.49
日経平均先物(円)
大取,20/06月 ※
20,820 +460

[PR]

国内株概況

都内での新型コロナ急増で警戒強まる(先読み株式相場)

2020/3/26 7:06
保存
共有
印刷
その他

26日の東京株式市場で日経平均株価は反落か。東京都内で新型コロナウイルスの感染者が急増し、都民に週末の「不要不急の外出」を自粛するよう要請するなど、再び新型コロナへの警戒感が強まっている。日経平均は今週に入って3000円近く急伸していることも相まって、目先の利益を確定する売りが先行しそうだ。一方、前日の米株式相場は米政府の景気刺激策への早期成立期待で大幅に上昇しており、東京市場でも売り一巡後は値ごろ感からの買いも入り下値模索の展開は限られるだろう。市場では1万8800円が下値メドになるとの声があった。

新型コロナの感染者急増を受け、東京都の小池百合子知事は25日夜、都庁で緊急の記者会見を開いた。感染拡大への強い危機感をあらわにし、都民に週末の「不要不急の外出」を自粛するよう要請した。都内の感染者はここ数日で急増し、3日連続で過去最多を更新して計210人になった。

26日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物6月物は1万8970円と、前日の清算値(1万9240円)を270円下回った。外国為替市場で円相場は1ドル=111円台前半と、前日17時時点から円高・ドル安方向に振れている。

日経平均は19日の安値(1万6552円)から25日の高値(1万9546円)まで3営業日で18%上昇した。過去のショックを振り返ると、1987年10月のブラックマンデー時には2営業日で11%上げ、2008年秋のリーマン・ショック時には10月27日の安値から11月5日まで6営業日で33%上昇した。いずれもその後、株価は再び下値を模索し、二番底を付けた。市場では「新型コロナの治療法が確立されるなど、ウイルスのまん延に歯止めがかからない限り、株価が持続的な上昇基調に入る可能性は低い」(外資系証券)との見方もあり、株価の先行きへの警戒感は根強い。

一方、25日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸し、前日比495ドル高の2万1200ドルで終えた。トランプ米政権と与野党の議会指導部が新型コロナウイルス対策として2兆ドル(約220兆円)規模の景気刺激策で最終合意し、先行き懸念が和らいだ。足元では米連邦準備理事会(FRB)による無制限の量的緩和など主要中央銀行による流動性供給も拡充し、信用不安への警戒も薄らぎつつある。

26日付の日本経済新聞朝刊は「政府は新型コロナの感染拡大を受けた緊急経済対策で、5月にも所得が減少した世帯に現金を給付する検討に入った」と報じた。経済対策の事業規模は名目国内総生産(GDP)の1割にあたる56兆円超をめざすという。海外では米国やオーストラリアなどがGDPの10%近い財政出動に踏み切る構えで、日本も足並みをそろえる格好だ。市場では「中銀による危機対応的な緩和策と、政府による巨額な財政支援の組み合わせは好感されやすく、投資家の間に安堵感が芽生え始めている」(外資系証券)との声も聞かれる。

個別では丸紅(8002)に注目だ。25日の取引終了後、20年3月期通期の連結業績見通しを下方修正し、最終損益が1900億円の赤字になる見通しと発表した。2000億円の黒字を見込んでいた従来予想を下方修正し、25日夕の私設取引では東証の終値から10%超下げる場面があった。新型コロナの感染拡大に端を発した原油価格の下落に伴い、保有資産の価値を見直した。市場予想平均のQUICKコンセンサス(3月9日時点、8社)の2075億円の黒字を大きく下回り、26日も売りが先行しそうだ。

このほか、格付け会社ムーディーズ・ジャパンによる格下げを受け同社から取得していた発行体や外貨建て債券に対する格付けの取り下げを発表したソフトバンクグループ(9984)の値動きにも関心が集まりそうだ。

国内では内閣府が3月の月例経済報告を公表する。東証マザーズ市場にアディッシュ(7093)とサイバーセキュリティクラウド(4493)が新規上場する。

海外では2月の英小売売上高が発表される。19年10~12月期の米実質国内総生産(GDP、確報値)のほか、米新規失業保険申請件数(週間)も公表になる。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

電子版トップマーケットトップ

読まれたコラム