円、106円台ひとまず短命 大幅な米利下げ観測後退
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【NQNニューヨーク=川内資子】25日のニューヨーク外国為替市場で円買い・ドル売りが先行して始まったが、円は徐々に伸び悩んで1ドル=107円台で取引を終えた。米家計や企業の景況感指数の悪化が続き、貿易摩擦が米経済を押し下げるとの懸念が強まる一方、25日の米金融当局者の発言は大幅な米利下げを織り込む市場にとって物足りない内容だった。5カ月半ぶりの円高・ドル安水準となった106円台はひとまず短命に終わ...
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