/

欧米株安、イエレン講演…売り先行か(先読み株式相場)

26日の東京株式市場で日経平均株価は続落か。前日の欧米株が総じて下落したほか、重要イベントを控えて投資家には買い見送りムードが強い。週末要因のほか、株価指数の構成銘柄変更に伴う需給悪化を指摘する声もあり、売りに押されがちな展開となりそうだ。

25日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は33ドル安と小幅に続落した。米カンザスシティー連銀が米ワイオミング州ジャクソンホールで開く経済シンポジウムで、米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長が26日に講演する。ここ数日、世界的に市場では、米利上げ時期を巡る発言を見極めたいとして積極的な売買を見送る雰囲気が強い。

大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月物は1万6510円と、25日の清算値を10円下回った。朝方の日経平均は小安い水準で始まる可能性が高い。

日銀は前日の取引終了後、株価指数連動型の上場投資信託(ETF)を707億円買い入れたと発表した。最近の市場では、日銀のETF買いを巡る思惑が株価を振り回す場面が目立つ。新型でない通常のETF買いは10日以来、約2週間ぶり。市場関係者の間ではETF買いを入れる判断基準について見方が定まっておらず、きょうも日銀の動向を巡る思惑が相場全体に影響を与える場面がありそうだ。

個別ではファミリーMに注目だ。ユニーGHDは同社との経営統合に伴い29日に上場廃止となり、ファミリーMが日経平均の構成銘柄になる。日経平均との連動を目指すファンドなどは、前営業日となる26日の終値を基準にファミリーM株を組み入れる必要がある。前日まで売買を伴いながら先回りの買いが入っていたため、利益確定売りも交えつつ、大引けにかけて荒い値動きとなりそうだ。

ファミリーM株の組み入れは、株式相場全体にとっては重荷の面がある。「組み入れられるファミリーM以外の指数構成銘柄には売り需要が生じるため、先物などに売りが出やすい」(国内証券トレーダー)という。

HISは2015年11月~16年7月期決算を開示する。

総務省は8時30分、7月の全国・8月の都区部消費者物価指数(CPI)を発表する。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)は4~6月期運用成績を公表する。

米国は4~6月期の実質国内総生産(GDP)改定値を発表する。〔日経QUICKニュース(NQN) 今田素直〕

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン