2019年5月25日(土)

インテル、売上高予想を下方修正 時間外で株価大幅安

国際・アジア
2019/4/26 5:56
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【NQNニューヨーク=横内理恵】インテルが25日発表した2019年1~3月期決算は純利益が前年同期比11%減の39億7400万ドルだった。利益率が高いデータセンター事業が振るわず、売上高総利益率が低下した。同時に開示した4~6月期の売上高予想が市場予想より弱く、12月期通期の業績予想を引き下げた。下方修正が嫌気され、時間外取引で株価は大幅に下落している。

1~3月期の売上高は微減の160億6100万ドルと、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(160億2000万ドル前後)をわずかに上回った。データセンター向け半導体は49億ドルと6%減り、市場予想(51億ドル前後)を下回った。顧客のクラウド投資が伸び悩んだ。データセンターや、あらゆるものがインターネットにつながる「IoT」向けなどを含む「データ・セントリック」と呼ぶ事業全体では5%減収となった。

売上高の5割強を占めるパソコン向けは4%増の85億ドルと市場予想以上だった。供給不足でCPUの出荷数量は減ったものの、販売単価の上昇で補った。特別項目を除く1株利益は0.89ドルと市場予想(0.87ドル)を上回った。

併せて公表した19年4~6月期の売上高予想は156億ドルと市場予想(168億6000万ドル前後)を大幅に下回った。特別項目を除く1株利益予想も市場予想に届かなかった。

12月期通期の売上高予想は従来予想の715億ドルから690億ドルに引き下げた。前期比では3%減る。在庫が積み上がっているデータセンター向け半導体の低調が続く。サーバー向けなどの高性能CPUの開発で同業のアドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)に遅れを取ることも収益の逆風となりそうだ。

25日の米株式市場の時間外取引で半導体大手インテルに売りが膨らんでいる。通常取引を前日比1.9%安の57.61ドルで終えた後、終値を7%あまり下回る53ドル台で推移している。

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