4月の外食売上高39.6%減 新型コロナで過去最大の落ち込み

2020/5/25 15:19
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日本フードサービス協会(東京・港)が25日発表した4月の外食売上高(全店ベース)は前年同月比39.6%減だった。減少は2カ月連続で、減少率は1994年の調査開始以降で最大となった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で政府から緊急事態宣言が出されたこともあり、営業時間を短縮する店舗や休業する店舗が増えたことが響いた。

客数も全体で前年同月比40.1%減った。業態別ではパブ・居酒屋が前月に続き4月も大幅な減少となり、前年同月比の減少率は91.4%に達した。「パブ・ビアホール」は95.9%減となり、「居酒屋」も90.3%減となった。「営業が20時まで、酒類提供は19時まで」とする自治体からの要請を受けて多くの店舗が休業し、大幅減となった。

一方で、ファストフードは同15.6%減の落ち込みにとどまった。テークアウトやドライブスルー、宅配などの需要に支えられた。なかでも「洋風」は持ち帰り需要が大幅に増え、売り上げが2.8%増加した。「和風」や「持ち帰り米飯・回転ずし」もそれぞれ15.8%減、21.6%減にとどまった。

ファミリーレストランは59.1%減だった。テークアウトやデリバリーを強化したものの、効果は限定的だった。「和風」は64.9%減、「洋風」は59.2%減だった。「中華」はギョーザなどのテークアウト・宅配が下支えとなり37.5%減だった。

日本フードサービス協会は足元の状況について「5月も各社の営業状況は変わっていない。外出自粛の継続で集客も大きな回復が見られず、厳しい状態が続いている」との見方を示した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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