富士フイルム株、「特許の崖」懸念で急落 アビガン期待7割消失
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25日の東京株式市場で富士フイルムホールディングスが急落した。前期の減益決算に加え、新型コロナウイルスの治療薬として注目が集まる「アビガン」への期待の後退が売りを呼んだ。
一時は前週末比221円(4.5%)安の4724円まで売られ、3月24日以来およそ2カ月ぶりの安値に沈んだ。3月13日に付けた年初来安値(4152円)から、アビガン期待で4月6日に付けた同高値(6420円)までの上げ幅の75%を帳消しにした。
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