G20サミット前に様子見(先読み株式相場)

2019/6/25 8:01
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25日の東京株式市場で日経平均株価は小動きか。今週末28~29日の20カ国・地域首脳会議(G20大阪サミット)に合わせて開かれる米中首脳会談を前に、内容を見極めたいとして投資家は持ち高を一方向に傾けにくい。24日の米株式相場が高安まちまちとなり模様眺めムードが広がりやすく、薄商いで動意に乏しい1日となりそうだ。市場では2万1100~2万1300円の間での値動きを予想する声があった。

前日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は小反発し、前週末比8ドル高の2万6727ドルで終えた。米中両国が貿易協議を事務レベルで再開したと伝わったことを受けて協議進展に期待した買いが入ったが、G20大阪サミットを前に様子見姿勢の投資家も多く、小幅な値動きとなった。

25日早朝の大阪取引所の夜間取引で、日経平均先物9月物は2万1180円と前日の清算値(2万1230円)を50円下回った。24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は1ドル=107円25~35銭と、同日の東京市場の17時時点と比べてやや円高・ドル安で終えた。また、米トランプ政権はイランに対する追加経済制裁を発表し、最高指導者のハメネイ師らを制裁対象に指定した。中東を巡る地政学リスクへの懸念も重荷となり、日本株相場の上値を抑えそうだ。

寄り付き前に日銀金融政策決定会合の議事要旨(4月24~25日開催分)が発表される。LIXILグ(5938)や日産自(7201)などが株主総会を開く。高島屋(8233)は2019年3~5月期決算を発表する。新規株式公開(IPO)では、ウェブサイトやコンテンツの構築などを手がけるインフォネット(4444)が東証マザーズ市場に上場する。

6月期決算会社や12月期決算会社の配当基準日を6月末に控え、25日は権利付き最終売買日となる。こうした会社に対しては、配当や株主優待の権利獲得を意識した買いも入るとみられる。

海外では5月の米新築住宅販売件数が発表される。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長講演が控えるほか、米国の対中関税第4弾に関する公聴会が終了する見通しだ。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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