2019年3月26日(火)

4月の貿易収支2カ月ぶり赤字 534億円、赤字幅は縮小

2015/5/25付
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財務省が25日発表した4月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は534億円の赤字(前年同月は8255億円の赤字)だった。貿易赤字は2カ月ぶり。QUICKが事前にまとめた民間予測の中央値(3250億円の赤字)よりも赤字額は少なかった。春節(旧正月)の影響で中国での生産活動が鈍り、3月に中華圏からの輸入が減った特殊要因が一巡。ただ、原油安を受けて輸入額の減少傾向が続いており、前年同月に比べて赤字幅は9割以上縮小した。

輸出額は8.0%増の6兆5515億円と、8カ月連続でプラスとなった。米国や欧州連合(EU)向けの自動車や、アジア向けの電子部品などが伸びた。地域別では米国が21.4%、EUは0.8%増えた。中国を含むアジア向けは6.0%増で、輸出額は4月として最高を記録した。輸出全体の数量指数は前年同月から1.8%増え、2カ月連続でプラスとなった。

輸入額は4.2%減の6兆6049億円と、前年実績を4カ月連続で下回った。原油価格の下落で、原粗油の輸入額が34.6%減った影響が大きい。原粗油のマイナスは9カ月連続となった。半面、中国や韓国からのスマートフォン(スマホ)などの輸入が増加。アジアからの輸入額は2.0%増、うち中国は2.5%増えた。ともに4月としては過去最高だった。

為替レート(税関長公示レートの平均値)は1ドル=119円89銭と、前年同月より17%の円安だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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