2019年3月20日(水)

全米通信労組、米スプリントとTモバイルの統合に反対表明

2017/10/25 7:36
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【NQNニューヨーク=森田理恵】ソフトバンクグループ傘下で米携帯電話4位のスプリントと、同3位のTモバイルUSの経営統合に、全米通信労組(CWA)が反発している。統合が実現すれば「米国で2万人分の雇用が失われるうえ、競争がなくなり消費者にとっても不利益になる」との声明を24日付で発表した。米連邦通信委員会(FCC)など米当局に厳重な審査を求め「この統合に抵抗する」という。

Tモバイルの親会社の独ドイツテレコムとソフトバンクは10月半ば、両社の統合で大筋合意した。統合会社が誕生すればベライゾン・コミュニケーションズとAT&Tの米携帯電話2強に迫る規模となる。

CWAの声明によると統合すれば全米で3000店が閉鎖され、1万5000人が職を追われるという。本社機能の統合でさらに5000人分の雇用削減につながると指摘した。CWAのクリス・シェルトン議長は声明で「FCCの責務は企業の活動が公共の利益にかなうことを保証することだ」と主張し、FCCに慎重な対応を求めた。

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