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日経平均、米株高や政権移行期待追い風(先読み株式相場)

25日の東京株式市場で日経平均株価は続伸か。前日の米株式市場でダウ工業株30種平均が初めて大台の3万ドルを突破した流れで、運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが日本株にも入りそうだ。原油や銅など国際商品相場も巻き込んで余剰資金の市場への流入が強まっている。日経平均は前日の終値(2万6165円)と比べて300円超高い2万6500円程度までの上昇余地を見込む声があった。

24日の米株式市場で米ダウ工業株30種平均は続伸し、前日比454ドル高の3万0046ドルと初めて3万ドルを上回って終えた。バイデン次期米政権への政権移行が円滑に進むとの観測が強まり、投資家心理がさらに上向いた。新型コロナウイルスのワクチン開発期待も支えとなり、銀行など景気敏感株を中心に幅広い銘柄が買われた。

約29年半ぶりの高値圏にある日経平均は一段と上値を試す展開になっている。きょうも米株高で買いのモメンタム(勢い)は強まる公算が大きい。日経平均は最高値からバブル後最安値までの下げ幅の61.8%戻し(黄金分割比率)である2万6745円まで上昇余地があるという声も出ている。欧州中央銀行(ECB)理事会などが12月に追加の量的金融緩和に動くという観測があり、緩和マネーの流入への期待感も高まっている。

日本時間25日早朝の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物は上昇した。12月物は前日の清算値と比べ210円高い2万6440円で終えた。

ただ、25日移動平均線からの上方乖離(かいり)率が7%を超えるなど、短期的な過熱感は否めない。朝方の買い一巡後、2万6500円近辺では高値圏にある銘柄を中心に調整目的の売りが出ることも考えられる。その際には新型コロナウイルスの感染再拡大、経済活動の鈍化などが売りの口実として意識されやすいだろう。サウジアラビアの石油施設がイエメンの反政府武装勢力フーシによるミサイル攻撃を受けたことも、地政学リスクとして指摘されている。

新規株式公開(IPO)では、MITホールディングス(4016*J)が東証ジャスダックに上場する。海外では7~9月期の米実質国内総生産(GDP)改定値、10月の米耐久財受注額などの発表がある。日本時間26日未明には米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(11月開催分)の公表も控える。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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