インテル決算、売上高過去最高で予想も上回る 株価大幅高

2019/10/25 5:48
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【NQNニューヨーク=戸部実華】半導体のインテルが24日夕に発表した2019年7~9月期決算は純利益が前年同期比6%減の59億9000万ドルだった。売上高は微増の191億9000万ドルと四半期として過去最高だった。データセンター向け半導体が好調で市場予想に反して増収となり、12月期通期の業績見通しも引き上げた。決算を受けて時間外取引で株価は大幅高となっている。

QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(180億5770万ドル)は6%減収を見込んでいた。データセンター向け半導体は63億8300万ドルと4%増え、市場予想(56億ドル程度)を上回った。クラウド事業が持ち直したほか、平均販売価格も上昇した。データセンターや、あらゆるものがインターネットにつながる「IoT」向けなどを含む「データ・セントリック」と呼ぶ事業全体では6%増だった。

売上高の5割強を占めるパソコン向けは5%減の97億900万ドルだったが、市場予想は上回った。出荷数量は減ったものの、販売単価の上昇で補った。特別項目を除く1株利益は1.42ドルと市場予想(1.24ドル)を上回った。

併せて公表した10~12月期の売上高は192億ドル程度、特別項目を除く1株利益は1.24ドルを見込む。市場予想(売上高は188億2900万ドル程度、1株利益は1.21ドル程度)を上回った。12月期通期の売上高予想は従来の695億ドルから710億ドルに引き上げた。特別項目を除く1株利益予想は従来の4.40ドルから4.60ドルに上方修正した。

ボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は7~9月期について「データ・セントリック事業が最も好調となり、我々の進展を明確に示した」とコメントした。

決算発表を受け、24日夕の米時間外取引でインテル株は買われている。通常取引を前日比1.0%高の52.23ドルで終えた後、一時は終値を9%上回った。200億ドルの自社株買い枠の追加を発表したことも好感された。

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