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米国・欧州株概況

NY株ハイライト PMI改善にも反応鈍く 相場の再変調に備え

2019/9/24 7:06
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【NQNニューヨーク=横内理恵】23日の米株式市場でダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに小幅に反発し、前週末比14ドル高の2万6949ドルで終えた。9月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)の改善で市場心理が上向いたものの、買いの勢いは鈍かった。米中貿易協議の進展期待で戻りを試す展開となった9月前半とはどうも雰囲気が違う――。相場の変調が再び起こるのではないかとの警戒感がくすぶっている。

9月の米製造業PMI速報値は51.0と、好不況の境目とされる50近辺だった8月から回復した。同じ日に発表されたユーロ圏やドイツの製造業PMIが市場予想以上に悪化したため、「米製造業PMIも50を下回るとの懸念が広がっていた」(ナショナル・ホールディングスのアート・ホーガン氏)というが、ふたを開けてみると改善。買い安心感につながった。

それでも投資家の表情はさえない。世界景気の最大の不透明要因である米中の貿易摩擦は大きなリスクのままだからだ。前週末には米中の次官級貿易協議のために来米した中国の代表団が農家視察を中止し、早めに帰国したと報じられ、売りを促していた。その後、一部で視察中止は米側の意向で単に日程調整の問題だったと伝わったものの、市場は米中の交渉担当者の一挙手一投足を注視している。

貿易問題では「早期合意」への期待が後退している。前週末にはトランプ米大統領自ら「(2020年の)大統領選前に合意する必要性はない」と言い放った。CMEグループのチーフエコノミスト、ブルフォード・パトナム氏も23日のインタビューで「対中姿勢を巡って与野党双方から批判されかねないため、トランプ大統領は強硬な姿勢を維持しつつも中国とは合意を結ばないのが得策だ」などと指摘した。

23日は日用品のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)やウォルマートなどが上場来高値を付けた。米長期金利の緩やかな低下基調を受け、不動産や公益事業など配当利回りの高い銘柄も上昇した。この日買いを集めたのは主に景気変動の影響を受けにくいディフェンシブ株で、物色に投資家の慎重姿勢がにじみ出た。

ゴールドマン・サックスのストラテジスト、ジョン・マーシャル氏は前週末のリポートで「季節的な要因で10月は相場の変動率が上昇する」と予想した。決算発表シーズンに加えて、年末が近づくこともあって過去の経験則から10月は例年、資金移動が活発になりやすいという。10月には米中の閣僚級の貿易協議も控えている。投資家は再び相場変動が高まるなどの変調に備え始めたようだ。

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