2019年7月18日(木)

半導体株に逆風 米中対立の懸念で(先読み株式相場)

2019/6/24 8:07
保存
共有
印刷
その他

週明け24日の日経平均株価は前週末の終値(2万1258円)を挟み神経質な展開か。米商務省が中国政府の基幹システムを手掛けるスーパーコンピューター大手に米国製品の輸出を事実上禁止することを決めた。米中貿易問題を巡る不透明感から売りが出る可能性がある。もっとも米中首脳会談など重要イベントを控えて海外投資家を中心に商いは低調となる公算が大きい。売り一巡後は膠着感も出そうだ。

前週末21日の米ダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比34ドル安の2万6719ドルで終えた。中国のスパコン産業に対する輸出規制を受け、アドバンスト・マイクロ・デバイスなど半導体株が売られ、フィラデルフィア半導体株指数は同0.74%安で終えた。24日の東京市場でも半導体関連株などに売りが出そうだ。前週末の大阪取引所の夜間取引で日経平均先物9月物は2万1170円と、同日の清算値を20円下回った。

米利下げ観測を背景に外国為替市場では幅広い通貨に対してドル安が進んでいる。円の対ドル相場は1ドル=107円台前半と高値圏で推移しており、自動車などの輸出関連株を敬遠するムードが強まるだろう。

中東の地政学リスクも買い控えにつながりそう。トランプ米大統領は22日、イランへ大規模な追加制裁を科すと表明した。軍事攻撃は見送ったものの両国は対立したままで、投資家心理の重荷となりそうだ。

ただ下値を探る展開にはならない可能性がある。前週末の米株式相場は反落したが小幅にとどまり、一時は最高値を上回る場面があった。米利下げ観測や米中貿易協議の進展期待などが支えるなか、米株式相場が大きく調整するリスクは少ないとの見方が多く、日本株への売りも限定的とみられる。

しまむらは2019年3~5月期の連結決算を発表する。海外では相場に影響を与えそうな経済指標などの発表は予定されていない。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

保存
共有
印刷
その他

関連企業・業界 日経会社情報DIGITAL

電子版トップ



[PR]

日本経済新聞社の関連サイト

日経IDの関連サイト

日本経済新聞 関連情報

新しい日経電子版のお知らせ

より使いやすく、よりビジュアルに!日経電子版はデザインやページ構成を全面的に見直します。まず新たなトップページをご覧いただけます。

※もとの電子版にもすぐ戻れます。