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FANG株が大幅安、時価総額10兆円失う アルファベット決算を嫌気した売り

【NQNニューヨーク=滝口朋史】24日の米株式市場で技術革新をテコに世界を席巻する米IT(情報技術)企業のフェイスブック、アマゾン・ドット・コム、ネットフリックス、グーグル(アルファベット)の「FANG」株が軒並み下落している。前日の取引終了後に2018年1~3月期決算を発表したアルファベット株が売られ、FANG銘柄に売りが広がっている。

アルファベットとネットフリックスは前日比で5%超、フェイスブックやアマゾンは4%超まで下げ幅を拡大する場面があった。4銘柄合計で時価総額は一時1000億ドル(約10兆8000億円)減った。アルファベットの1~3月期決算は増収増益だったが、売上高営業利益率が前年同期比で5ポイント低下し、先行きの業績への警戒感を誘った。

FANGは時価総額が大きく、株価指数連動型の上場投資信託(ETF)への組み入れ比率も相対的に高い。ネット市場での支配力の強さを背景に高成長を続け、投資家の資金が集中しやすかったこともあり、アルファベットへの売りが他の銘柄に波及している。アルファベットの株価が昨年末の水準を下回ったため、18年の上昇率が高いアマゾンやネットフリックスに利益確定売りが出ている面もある。

24日のニューヨーク債券市場で米長期金利の指標である10年物の米国債利回りが心理的な節目である3%まで上昇(価格は下落)したのもFANG銘柄の重荷になっている。予想PERはフェイスブックとアルファベットは20倍台だが、ネットフリックスとアマゾンは100倍を上回る。低金利を前提に高いPERを受け入れてきた投資家が割高感を意識しやすい。

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