日産自、19年3月期の純利益は57%減に下振れ 米国でコスト増
日産自動車(7201)は24日、2019年3月期の連結純利益が前の期比57%減の3190億円になったと発表した。従来予想していた45%減の4100億円から下振れした。米国で一部車両の保証期間延長に伴うコスト増や米国での完成車販売が振るわず採算が悪化した。ゴーン元会長逮捕による販売への影響も出た。
営業利益は前の期比45%減の3180億円となる。従来予想(22%減の4500億円)を1320億円下回る。米国での一部車種向け変速機の保証期間延長に伴うコスト増で営業利益を660億円押し下げたのが響いた。
日産自の前期決算予想の下方修正は2度目。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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