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マレーシア・リンギ堅調 経済の安定成長に期待
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2017/10/24 13:03
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【NQNシンガポール=村田菜々子】マレーシアリンギの対ドル相場が堅調だ。2017年に入ってからは6%上昇している。マレーシア経済の安定成長への期待がリンギ買いを誘っている。米国が金融政策の正常化へ進んでおり、リンギのような新興国通貨は資金流出懸念が売り材料になりかねない。それでも経済への楽観的な見方は強く、相場の支えになっている。

リンギは9月上旬に1ドル=4.1リンギ台に上昇し、16年11月以来の高値を付けた。きっかけは7月の貿易統計の発表だ。成長エンジンである輸出が、前年同月比31%増と6月から大幅に加速し、リンギ買いを呼び込んだ。

鉱工業生産指数は8、9月と連続で前年同月比6%超の伸び率を記録した。4~6月に2年半ぶりの高さとなった実質国内総生産(GDP)成長率は、年後半も高成長が続くとの期待が広がる。アムインベストメント・バンクのアンソニー・ダス氏は、経済の安定成長が株式や債券への資金流入を誘っていると分析し「リンギ相場は来年も上昇が続く」と予想する。

海外投資家からは政治的な安定への評価も高い。18年夏までに予定する総選挙では、与党が過半数を維持するとの見方が支配的だ。三井住友銀行シンガポールの鈴木浩史氏は「(13年の前回選挙に比べ)野党連合の分裂が与党に有利に働く可能性がある」と読み、結果としてリンギ相場の支えになると予想している。

国内要因を見渡すとリンギ高を阻む要因は見当たらない。米国の金融政策正常化にも十分耐えられるとの期待が広がっている。

16~20日の外国為替市場で、主要25通貨のうち最も上昇したのはオーストラリアドルだった。豪州で9月の雇用統計が好調な内容だった。最も下落率が大きかったのはニュージーランドドル。9年ぶりの政権交代で、貿易の保護主義が強まるとの懸念が市場関係者に広がった。

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