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米ウィーワーク、9月にも上場 数十億ドル調達か ウォール紙報道

【NQNニューヨーク=滝口朋史】シェアオフィス大手「ウィーワーク」を運営するウィーカンパニーが米株式市場に9月にも新規株式公開(IPO)を計画していることがわかった。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙(電子版)が23日に報じた。投資家やIPOにかかわろうとする市場参加者が想定していたよりも早いタイミングになるという。ただ、9月よりも遅れる可能性もあるようだ。

IPO時の資金調達額は数十億ドル規模になるもよう。2019年のIPOとしては約80億ドルを調達した配車アプリ世界最大手のウーバー・テクノロジーズに次ぐ可能性がある。上場が市場参加者の想定より前倒しになるのは、経営陣が米株式相場が最高値圏にあるうちに資金調達に踏み切りたいとの考えがあるという。上場に備え、8月中にも米証券取引委員会(SEC)に提出済みの上場の準備書類を公開する可能性があるという。

ウォール紙は18日、ウィーカンパニーのアダム・ニューマン最高経営責任者(CEO)が保有株の売却や保有株を担保としたローンを通じてここ数年で計約7億ドルを不動産やほかのスタートアップなどへの投資に充ててきたと報じた。ウィーカンパニーにはソフトバンクグループ傘下の「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」が累計で100億ドル以上を出資している。

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