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景気「緩やかに回復」維持、判断は下げ 5月月例報告

政府は24日にまとめた5月の月例経済報告で、国内景気の総括判断の表現を「景気は、輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復している」に引き下げた。表現を下方修正するのは今年に入って、3月に続き2度目。中国経済の減速などの影響を受けて、輸出の弱さが続いていることに加え、生産活動でも製造業全体に弱さが広がっている状況を踏まえた。もっとも、景気は回復局面にあるとの認識は保ち、「緩やかに回復」との表現は維持した。

先行きについては「緩やかな回復が続くことを期待される」との見方を引き続き示した一方、米中貿易戦争の激化を受け、「通商問題の動向が世界経済に与える影響に一層注意する」とやや警戒感を強めた表現に一部変更した。

個別項目では、設備投資を「このところ機械投資に弱さもみられるが、緩やかな増加傾向にある」に引き下げた。下方修正するのは16年9月以来2年8カ月ぶり。前月は「増加している」だった。生産も前月の「一部に弱さがみられ、おおむね横ばいとなっている」から「このところ弱含んでいる」に引き下げた。下方修正は2カ月ぶり。上方修正したのは公共投資で、前月の「弱含んでいる」から「このところ底堅い動きとなっている」に引き上げた。上方修正は1年9カ月ぶり。

海外景気の判断は「アジア及びヨーロッパの中では弱さがみられるものの、全体としては緩やかに回復している」と前月から据え置いた。国・地域別では、米国は「景気は着実に回復が続いている」、中国は「景気は緩やかに減速している」とそれぞれ前月と同じ表現だった。一方、韓国の景気判断は「景気はこのところ弱い動きとなっている」に下方修正。ドイツは「景気は一部に弱さがみられるものの、持ち直しの動きがみられる」に上方修正した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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