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日銀、金融機関の収益力低下を分析「店舗密集で手数料上げ困難に」

日銀は23日、金融システムの現状などをまとめた10月の「金融システムレポート」を公表した。従来の自己資本耐久度検査(ストレステスト)の調査に加えて新たに金融機関が抱える構造的な競争環境を分析、地銀を中心に金融機関の店舗数や従業員数が過剰なために収益力が低下していると指摘した。

この10年間を見ると、企業の廃業率は開業率を常に上回り企業数は大幅に減った。一方、金融機関の店舗数や従業員数は相対的に緩やかな変化にとどまる。日銀の金融機構局の木村武審議役は「金融機関の店舗が密集しているため、競争が激化して手数料などを引き上げるのが難しくなっている」と指摘した。

日銀のマイナス金利の導入で金融機関の収益力の低下が懸念されている。木村氏は「収益力の低下の面では金融緩和による影響と構造的な要因はほぼ同じ程度だ」と説明した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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