吉野家HD12年ぶり高値 貿易摩擦激化が生む「うまみ」
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「各国間の貿易摩擦が激化すればするほど、株価が上昇する象徴的な銘柄だ」(いちよし経済研究所の鮫島誠一郎主席研究員)。牛丼チェーン大手の吉野家ホールディングス(9861)株に対し、市場でそんな見方が出ている。世界的な貿易摩擦などを受け、牛丼の主要食材である米国産牛肉の輸入価格が下落。個人投資家を中心に、将来的な業績貢献を期待した買いが続いていることが理由だ。
23日の吉野家HD株は5日続伸し、一時...
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