市場、米中衝突・ドル供給急減に動揺 米大統領選が火種
日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一
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新型コロナショックへの緊急対応で巨額のマネーを供給する米連邦準備理事会(FRB)が、水面下で「戦後処理」に動き出した。政治の季節が近づき、納税者への説明責任が見え隠れする。11月の米大統領選を控え、政治リスクに身構える市場関係者が増えている。
ナスダック総合株価指数が22日、最高値を更新した。ダウ工業株30種平均も昨年末水準の9割強を回復。米株式市場はほぼ、正常化し、セーフティーネット(安全網)...
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