全国百貨店売上高、9月は23.1%増 駆け込み需要で高額品伸びる

2019/10/23 15:35
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日本百貨店協会が23日発表した9月の全国百貨店売上高は5153億円(全店ベース)だった。既存店ベースでは前年同月比23.1%増と、2カ月連続で前年実績を上回った。10月の消費増税前の駆け込み需要で高額商品を中心に売り上げが伸びた。

商品別では時計を含む高額品の美術・宝飾・貴金属が前年の約2倍となった。着物などその他衣料品が48.7%増、化粧品が34.1%増と大きく伸びた。婦人服は18.7%増、紳士服は14.0%増えた。

地区別では、東京地区の売り上げが既存店ベースで20.7%増と2カ月連続で増加した。主要10都市全体では24.5%増、10都市以外の地区は19.9%増となった。

訪日客向けの免税売上高は2.7%増の253億円と2カ月ぶりに前年を上回った。1人当たりの単価は8.4%増えた。一方、客数は5.3%減と、4カ月連続で減少した。

同協会の山崎茂樹専務理事は10月の販売状況について「東京では17日までで(前年同月比)マイナス20%程度だ」と述べた。前回の2014年4月の消費増税時は「3月は25.4%増、4月は12%減少した」と説明し、今年の台風19号のマイナスの影響を除くと「(今回増税では)同じような推移とみる」との見方を示した。通常の売り上げのペースに戻るには「少なくとも3カ月かかる」とも語った。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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