全国百貨店売上高、6月は0.9%減 天候不順が響く

2019/7/23 15:16
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日本百貨店協会が23日発表した6月の全国百貨店売上高は4789億円(全店ベース)だった。既存店ベースでは前年同月比0.9%減と、3カ月連続で全年実績を下回った。低温多雨など天候不順で集客が伸び悩み、夏物の衣料品販売が振るわなかった。一方、免税売上高や高額品販売は好調を維持した。

商品別では、構成比の高い衣料品が1.7%減だった。婦人服が1.7%減、子供服が3.7%減と低調だった。一方、化粧品は0.2%増となったほか、高額商材の美術・宝飾・貴金属は8.9%増と大きく伸びた。

地区別では東京地区の売り上げが既存店ベースで1.3%減と3カ月連続で減少した。都市部では神戸(2.1%減)や仙台(1.5%減)の落ち込みが目立った。大阪は2.3%増と5カ月連続のプラスだった。

訪日客向けの免税売上高は0.6%増の283億円と5カ月連続で前年実績を上回った。1人当たりの単価が2.1%増と好調だった。一方で客数は1.4%減だった。客数が前年実績を下回るのは2013年1月以来77カ月ぶり。

同協会の山崎茂樹専務理事は今秋に予定する消費増税の影響について「現状までで駆け込み(需要)はみられない」と述べた。訪日客向けの免税売上高における客数減については「対アジア通貨やデモの影響で中国や香港からの来店客数が減ったことが要因ではないか」との見方を示した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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