2019年3月26日(火)

貿易収支、6月は赤字690億円 5月から赤字幅は縮小

2015/7/23付
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財務省が23日発表した6月の貿易統計(速報、通関ベース)によると、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は690億円の赤字(前年同月は8340億円の赤字)だった。貿易赤字は3カ月連続。2000億円超の赤字だった5月と比べ赤字幅は縮小した。円安を支えに輸出額が伸びたうえ、原油安による輸入額の減少が収支改善につながった。

もっともQUICKが事前にまとめた市場予想は370億円の黒字で、予想に反して赤字となった。昨秋からの原油安の影響で輸入額は減ったものの、相場の底入れで恩恵が薄れた面もある。輸入額の減少幅は2.9%と、5月(8.7%)から縮小した。

輸出額は前年同月比9.5%増の6兆5057億円と、10カ月連続で伸びた。米国向けの自動車のほか、中国や台湾向けの半導体といった電子部品などが伸びた。地域別では米国が17.6%、欧州連合(EU)が10.8%、アジアは10.1%伸びた。ただ前年同月と比べ約2割円安が進んだ影響が大きく、輸出全体の数量指数はほぼ横ばいにとどまった。

輸入額は2.9%減の6兆5748億円で、6カ月連続のマイナスとなった。原油安の影響が続き、主に中東地域から原粗油や液化天然ガスの輸入額が減った。原粗油の輸入額は11カ月連続で減少した。

併せて発表した1~6月の貿易収支は1兆7251億円の赤字だった。上期ベースの赤字は5年連続。原油安の影響で輸入額が減り、半期ベースで過去最大の赤字だった前年同期(7兆6281億円の赤字)と比べると、赤字幅は8割近く減った。輸出額は前年同期比7.9%増の37兆8080億円、輸入額は7.4%減の39兆5330億円だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

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