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投信コラム

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保有コストが高いのは(投信ランキング)

2019/3/26 12:00
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追加型株式投信を対象に実質信託報酬が高い投信をランキングしたところ、上位はヘッジファンド型が大半だった。信託報酬は投資信託を運用・管理する対価として運用会社や販売会社などに支払う費用で、投資家にとっては投信の保有コストに当たる。信託報酬が高いか安いかは投信選びの条件の1つにすぎないが、ランキング上位の投信に関心を持つなら、コスト相応の運用成績を上げているかどうかを見極めた方がいい。

投信の運用成績をはかるリターンは、信託報酬を差し引いた後の純資産総額を基に算出する。だから、信託報酬が高いファンドでも信託報酬を差し引いてなお純資産が増え続けていれば、リターンは高くなる。市場平均より高いリターンを投資家にもたらしているなら、その投信は評価に値する。ただ、高コストの投信は運用面で重いハンディを背負っている分だけ、投資家が手にするリターンは上がりにくいという面がある。

実質信託報酬(税込み・年率)が最も高かったのはノムラグローバルトレンドのシリーズで、3.33%とアクティブ型平均(1.55%)の2倍以上の水準だった。同シリーズは世界の株式、債券、為替、商品の先物が投資対象で、相場のトレンドに追随して利益を追求するヘッジファンド型。このほか上位に並んだQTX―ウィントンや米国株式リスクコントロール戦略、ミルバーン・コーナーストーン・ファンドなども、「ロング・ショート」や「CTA」といったヘッジファンドの運用戦略を取り入れた投信だ。

これらは海外の運用会社に実際の運用を委託しているうえ、もともとは機関投資家向けのファンドを日々売買できるようにするなど国内公募投信向けに改造するため、信託報酬は高くなりがちになる。しかも多くは銀行、証券での対面販売専用で、購入時の販売手数料もかかり、投資家のコスト負担はさらに重くなる。

肝心の運用成績はどうかというと、ファンドによってまちまち。アクティブ型(DC・ラップ専用などを除く)の平均を上回っている投信も、下回っている投信もある。本来のヘッジファンドは、過大なリスクを取らずにどんな市場環境でも安定したリターンを求めるのが特色だ。しかし、ヘッジファンド型投信の多くは株式との相関が高く、運用成績はやはり相場に左右されるケースが多い。

楽天証券経済研究所の篠田尚子ファンドアナリストは「今は低コストで同じような運用をするファンドもあり、あえて高コスト投信を選ぶ必然性はない」という。

半面、ヘッジファンド型ではないが、グローバル・ヘルスケア&バイオ・ファンドのように信託報酬が高くても、長期でアクティブ型の平均を大きく上回る運用成果を上げている投信もある。投信選びに際しては、ただ信託報酬が高いというだけで投資候補の選択肢から外すのも得策ではないように思う。

(QUICK資産運用研究所 北澤千秋)

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